クリニカル・サポート大分とのご縁は14年前に遡る。初々しい青年(現社長)が不動の姿勢でキラキラと眼を輝かせ、名刺片手に緊張して玄関に立っていた。営業というよりも公務員が転任のあいさつに来たのかと誤解したほどだった。早速に部屋へ招き、世間話の中でお互いが警察官の経歴をもつことを知り、途端に親近感を覚え、「心正しければ事正し」のことわざの如く、彼の企業理念と熱意に意気を感じた。
当時、私の講演タイトル「幸せへの挑戦」を若い彼に託し、会社の配送車に大きく掲げ九州一円を走っている。 もし、この車を目にしたら社員に声をかけてください。やさしく素直な素晴らしいスタッフである。

この会社の理念も我々介護施設や病院と同様である。 病気と闘っている患者さん、そして永年に亘り戦前、戦中、戦後をひたすら愛国心に基づき、 現在のこの平和な社会構築のために貢献していただいた高齢者の方々、この皆様の老後がより豊かで快く、 大切な一日の一助となるよう今後とも御社ともども「心をこめて」切磋琢磨していければ幸いである。

御社の益々のご発展と社員ご一同様、そしてご家族のご健勝とご多幸をご祈念申し上げます。