「ありがとう」と言っていただける仕事
正直にいうと、私自身この仕事には不安や迷いがありました。
小学校から野球一筋で生きた私の夢は、高校教師になり、野球部の監督として生徒たちと甲子園を目指すことでした。
その夢を一度諦め、父親と同じ警察官として働いていましたが、26歳の時に県外の大病院で働く伯父から「これから日本は超高齢化社会になる」と声をかけられ、「大人用布おむつリース」の仕事と出会いました。
当時は「超高齢化社会」という言葉も世間に浸透していない時代です。世間からの厳しい目や心ない言葉に、何度も心が折れそうになりました。
それでも感謝の言葉をかけてくださるご利用者様やご家族、応援してくださった取引先の方々の存在が、私を支え続けてくれました。
最初は分からなくても、飛び込んでみてほしい
この業界に限らず、初めての仕事には不安があって当たり前です。
ましてや医療や福祉に関わる仕事ですから、責任もあります。覚えることもありますし、慣れるまでは戸惑うこともあると思います。
私は、仕事を最初からすべてをわかっている必要はないと考えています。
まずは飛び込んでみること。目の前の仕事を一つひとつ覚えること。自分で経験し、自分で考えてみること。その積み重ねの中で、この仕事の意味が少しずつ見えてきます。
今は分からないことでも、何年か経ってから「あの時の経験は、自分のためになっていた」と気づくことがあります。
仕事も人生も、すぐに答えが出るものばかりではありません。だからこそ、焦らず、一つひとつ積み重ねていってほしいと思っています。